アセトアミノフェン 鎮痛薬 ドラックストアでやってほしいこと 胃弱さんへ
私が一番お勧めする痛み止めはアセトアミノフェンが配合されている痛み止めです。なぜなら、ある程度の効果があり、胃腸への負担が少ないからです。処方箋医薬品、市販ふくめて最も優れていると思います。
以前のブログを踏まえています。
お時間があれば下記を確認してください。
要点としては、胃腸に負担のかかりにくい痛み止めはアセトアミノフェンだということです。
お勧めはアセトアミノフェンだが・・・
痛み止めで、一番お勧めしたいのはアセトアミノフェンが配合されている薬です。しかしながら注意が必要です。OTC医薬品で、アセトアミノフェンが配合されている薬の多くにエテンザミドが配合されていることです。
本末転倒
エテンザミドが配合されていては胃腸に負担がかかってしまいます。何のためにエテンザミドを配合しているのやら。ですので、アセトアミノフェンを選択する際に注意していただきたいことは、エテンザミドの配合されていない医薬品を選択することです。ドラックストアの店員にはアセトアミノフェンが単剤で配合されている医薬品を下さいと言ってください。
具体的な商品:タイレノール®A
店員に言ってみましょう。
「アセトアミノフェンが入っていてエテンザミドが入っていないもの下さい」
「タイレノールA下さい」
「タイレノールAと同じ成分で値段が安いやつ下さい」
胃腸に負担のかかりにくい痛み止めを購入したい方は参考にしてください。
わかりやすいブログを
薬剤師さんに書かれているブログをいろいろ見ましたが、一般的なことを書かれていますが、いまいちわかりにくいなと思います。
結局何が言いたいのかわからなくなってしまっているんですね。
私なりにお勧めなどをしていきながら、わかりやすいブログを書いていきたいと思います。
OTC 痛み止めの種類
痛み止めの違いって??
いわゆる、OTC医薬品で売られている痛み止めでの違いについて説明したいと思います。例えば、イブとかロキソニンとかノーシンとかバファリンとかですね。
薬剤師の私から言わせると、市販で購入できる痛み止めといえば、大まかにみて4種類です。いろいろな商品がありますが、成分で考えると大体4種類くらいです。
OTC医薬品の多くは、いろいろな薬が組み合わされていることが多いのですが、主要成分はそこまで多くありません。
他にもあると思いますが、上記の成分を押さえれば大丈夫です。
ロキソプロフェン
ロキソニンS錠として売られている超有名医薬品です。鎮痛効果と胃腸障害への副作用のバランスが良いといわれている薬です。この薬には、鎮痛以外にも解熱作用や抗炎症作用があることが有名です。また、頻尿に対しても一時的な効果があります。4種類の医薬品ではイブプロフェンとほとんど同じです。気休め程度ですが、胃腸への負担が軽いかなと思われます。効果のわりに値段が高いなーと思います。下記に当てはまる方はおすすめしたいです。
- 鎮痛効果を期待している。
- 抗炎症作用を期待している。
- 解熱作用を期待している。
- 高くてもよい。
一類医薬品ですので購入するには薬剤師がいなければ購入できません。
費用対効果の悪い薬ですねー。
イブプロフェン
ロキソプロフェンとほぼ同様の効果を期待できる薬です。特にこだわりがなければイブプロフェンを使用することをお勧めしたいです。ロキソプロフェンより胃腸にやさしくないかもしれませんが、わずかな差でしかありません下記に当てはまる方はおすすめしたいです。
- 鎮痛効果を期待している。
- 抗炎症作用を期待している。
- 解熱作用を期待している。
炎症のある痛みであればおすすめしたい医薬品です。
アセトアミノフェン
アセトアミノフェンは、ロキソニンやイブプロフェンとは作用機序が異なる医薬品です。用量にもよりますが、ロキソプロフェンやイブプロフェンより高い鎮痛効果が期待できます。逆に抗炎症作用はありません。また、胃への負担が少ないことも特徴です。ほかに、腎臓が悪い方でも比較的使いやすい特徴があります。高容量を使用する方は肝臓に負担がかかるため注意が必要です。下記に当てはまる方にお勧めしたいです。
- 鎮痛効果を期待している。
- 解熱作用を期待している。
- 胃腸が弱い
- 腎臓が悪い。
痛みだけであれば、一番お勧めしたい医薬品です。
アスピリン
鎮痛効果はあまり高くないと思われます。また胃腸への負担も大きい医薬品です。個人的には選択に値しない医薬品です。むしろアスピリン配合の医薬品は避けたほうが良いと思います。ただし、昔から使用していて、よく効くという方にはよいのかもしれません。下記の方にお勧めしたいです。
- アスピリン以外効果が期待できない。
初めて痛み止めを購入する際はこの薬は選択してほしくないです。
<まとめ>
- 胃腸が悪い方は、アセトアミノフェンを選択してください。
- 痛みだけであれば、アセトアミノフェンを選択してください。
- 炎症の伴う痛みであれば、イブプロフェンを選択してください。
- 炎症の伴う痛みで、イブプロフェンが効かない方はロキソプロフェンを選択してください。
- アスピリンが一番効果があると感じる方はアスピリンを選択してください。